物件を決めたら、不動産会社に入居の申し込みをする。入居申込書を提出して家主の入居審査を受け審査にパスしたら、いよいよ契約の準備にかかろう。
下見の結果、気に入った物件が見つかったら、さっそく不動産会社に入居の意思を伝え、入居の申し込みとなる。申し込みから契約前までの流れを把握しよう。
● 入居の申し込み
不動産会社が用意した入居申込書に、
などを記入する。この時、「預り金」を求められることもある。それは、入居の意思を確認するためのもの ( この下の「預り金・申込金とは?」を参照 )。
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● 入居審査
入居を申し込んだら、家主の入居審査を受ける。
などが主な基準となり、1週間以内に結果が出るのが普通で、不動産会社が連絡してくれる。家主から入居の承諾が得られたら、契約の日取りを決め、書類や印鑑を用意しよう。万一承諾が得られない場合には、あらためて別の住まいを探すことになる。
※ 預かり金・申込金とは?
入居を申し込むと、入居の意志を示すために「預り金」「申込金」「申込証拠金」などの名目で数千円〜賃料の1カ月ぐらいのお金を不動産会社に預けることがある。これは「借りたい」という意思表示を行ったに過ぎず、契約の優先権を確保したわけではないことに注意しよう。つまり預り金を不動産会社に預けても、家主の承諾がなければ契約は成立していないとみなされるのだ。 もっとも、契約の成立・不成立にかかわらず、預り金は返還されるものだが、念のためそのことを明記した預り証を受け取ろう。ただし、軽はずみなキャンセルは不動産会社に迷惑をかけることになるので、申し込みはくれぐれも慎重に!
契約までに用意する書類など
※ 以上は一般的な例なので、あらかじめ不動産会社に必要な書類を確認しておこう。